第3世代の新型フリードが納車されてから1ヶ月が経ちました。そこで、雑多なインプレッションを書きとどめておきたいと思います。
e:HEV ハイブリッドシステム
発電用モーターと走行用モーターが別に動作。EVモードだととても静かで良いのですが、発電のためにエンジンがかかるとそれなりの音と振動があります。全体に静かな車なのでその音と振動が気になってしまいます。加速していないのにエンジンが唸るというのは感覚的に違和感があります。YouTubeなどのレビューで見かける「気づかないうちにエンジンがかかって充電している...」というのには異論があります。しかし、これはそもそもそういうシステムなので、そんなものと慣れるしかありません。また、加速するときに、シフトアップしているかのような効果音を出すのですが、CVTに乗っていたので、そのような効果音は要らないです。
視界・目線の高さ
CR-Zからの乗り換えなので、目線の高さは当然違います。今まですべての車を見上げていました(フェラーリとかランボルギーニとかを除く)が、一気に上から目線。目線が高いほうが運転しやすいという話は確かにあると思います。しかも、4WDは、FFモデルより25mm高くなります。5月上旬に展示車を見に行ったのですが、そのときに車への乗り込みがしやすい印象があったのですが、たぶんFFモデルだったのでしょう。たった25mmですが、少し高さを感じます。
最小回転半径
フリードの最小回転半径は5.2m。CR-Zは5.0mで、全長も短いので、圧倒的に取り回しが楽でした。ただ、マルチビューカメラとか付いているわけではないので、ギリギリのところは余裕を持たせて切り返えしていたので、フリードになっても同じような取り回しです。オートブレーキホールド
オートブレーキホールドを絶賛する動画をよく見かけるのですが、北海道の冬はマイナスになるので、そもそもパーキングブレーキはかけません。電子制御パーキングブレーキは、ちょっとしたときに作動させます。Honda SENSING
渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)
渋滞気味の流れが悪いときに、自動で追従してくれるので、とても便利。ただし、一度停止すると、再発進はしてくれません。軽くアクセルを踏むことで追従が再開します。ブラインドスポットインフォメーション
たまに黒い車は見えないことがあるので、あると便利です。アスファルトに溶け込むようなグレーの車は、本当にステルスですよね。先行車発進お知らせ機能
信号が変わったことをお知らせする機能があったらいいのに...。車線維持支援システム(LKAS)・路外逸脱抑制機能
車線を認識し、うまくやっていると思います。ただ、路面に轍があると、左右にフラフラします。左右に行き過ぎて補正がかかるのを繰り返すような動作をします。車線が消えている部分に来ると、突然車線維持システムがコントロールを放棄します。そういえば雨の日に試していないのですが、ちゃんと動くのだろうか。
あと1車線の高速道路にある中央のポールがある道路では、ポールの方へ吸い寄せられる感じがして、YouTubeのレビューでは、ポールにぶつかりそうになるというのもありました。車線の真ん中よりも確かに中央に寄っているので、北海道によくある1車線の高速道路のポールは、学習データにないのかもしれません。
アダプティブドライビングビーム
「先行車や対向車を検知すると、周辺状況に応じて照射範囲を自動でコントロール」するそうですが、オンにしていると街中で街灯があっても、対向車がいても、お構いなしにハイビームのままで、対向車にパッシングされてしまうので、機能をオフにしました。そもそももともとハイビームにしないので、オフにしても不便さはありません。
マルチビューカメラシステム
CR-Zよりも大きく目線が高いので、マルチビューカメラは便利です。でも、やっぱり不安なのでサイドミラーでの目視はします。オートライトコントロール
夕方に早めに点灯するのが感覚にあっています。CR-Zは、ダッシュボードのセンサーで反応していたので立体交差の橋でもすぐに反応していたのですが、フリードの場合は、フロントカメラで判断しているようで、立体交差の橋ではいちいち反応しないところがいいですね。
ソナーセンサー
ソナーセンサーは、ドライブスルーでも作動するのですが、やむなし。ウォークスルー
1列目の中央が4WDハイブリッドの場合は盛り上がっているので、2列目へのウォークスルーはしづらいです。オートリトラミラー
北海道は、雪が凍ることがあるので、ドアミラーの格納はしないのですが、ロックされたかどうかを目視できるので、今のところ非降雪期はオートにしています。ナビディスプレイの明るさ
夜間にマルチビューを表示させているとき、ディスプレイがかなりまぶしいです。設定で調整できるのですが、一番暗い状態で、これ以上下げると真っ暗になってしまいました。バグなのか、設定のアプローチが悪いのか。シフトレバー
シフトレバーは普通のストレートタイプ。ボタン式でなくて良かったです。直感的で安心できます。Bレンジにするとエンジンブレーキが効くので、下り坂も便利。CR-Zのようなパドルシフトがあるといいのですが、付くことはないと思っていたので、Bレンジがあるだけでもいいです。ワイヤレスAndroid Auto
ナビの機種によっては、ワイヤレスでAndroidを接続する裏技があるようなのですが、このナビはそんな裏技はあるのでしょうか? いろいろ試してみましたが、裏設定メニューの表示はできないようです。以前は、iPod miniで音楽を聞いていたのですが、対応していない古い機種のため、USBメモリーに曲を入れて接続しています。USBは1系統しかないので、USBメモリとAndroid Autoのためのスマホ接続は、排他になってしまいます。
コメント