例えば、8万円の税金を支払うとします。地方税お支払サイト(eLTAX)で支払うときに、クレジットカードだと、システム利用料が発生します。
システム利用料試算 | 地方税共同機構 クレジットカード納付サイト
ここに納付金額を入力するとシステム利用料が表示されます。8万円だと618円です。約0.8%です。クレジットカードの還元がこの数字を超えれば、お得に支払うことができると考えることができます。
さらにd払いやPayPay、楽天Pay、auPayなどのスマートフォン決済アプリでも支払いを行うことができます。その場合の多くは、システム利用料はかかりませんが、ポイントも付きません。ただし、うまく途中のルートのポイントを受け取ることができれば、地方税お支払サイトで直接クレジットカードを使うよりも、さらにおトクになるはずです。
お得なルートはどれか
ネット情報では、クレジットカード→ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュ→楽天Payというルートが紹介されています。Androidだと可能なルートです。ネット情報では、[ANA Pay→楽天Edy]で0.5%、楽天Payで支払う時に1.0%とありましたが、公式サイトの情報を調べると、[ANA Pay→楽天Edy]には、ANA Payのポイントは付きません。また、楽天Payで支払うときも楽天のポイントは付きません。つまり、クレジットカードからANA Payにチャージする時のポイントしかありません。
では、ANA Payを地方税お支払サイト(eLTAX)で支払おうとするとどうなるかとやってみると、ANA Payは受け付けてくれませんでした。
やはり面倒ですが、楽天Payへのルートがお得なルートのようです。
実際にやってみた
まず、クレジットカードからANA Payへチャージ。ここは問題なし。いつもやっていることなので、キャッシュバックもあるはずです。次に楽天Edyへチャージするのですが、ANA Payをチャージ元に設定したばかりなので、1日1万円までの制限がかかります。30日を超えていれば、楽天Edyのチャージ上限は2.5万円です。
仕方がないので、1日1万円ずつANA PayからEdyにチャージすることにします。Edyにチャージすれば、楽天キャッシュへのチャージは問題なさそうです。そうすれば楽天Payでの支払いまでいけるはずです。
チャージでロックされる
しかし、ここで問題が発生。5回目のチャージをしようとすると、エラーというエラーが出てしまいました。
現在セキュリティーチェックが発動しているため、チャージがご利用いただけません。
制限解除のために入力フォームから送信しましたが、半日が経過してもまだ解除されていません。
ところで、ふと納付書をみると、期限が4月30日ではありませんか。仕方がないので、残りは楽天カードから楽天キャッシュにチャージをして、支払いを済ませました。楽天ポイントは楽天キャッシュにチャージする時に0.5%付いたようです。
たとえ、楽天Edyのチャージ制限がなくても、2.5万円の制限はあるので、チャージを繰り返すとロックされる可能性はあります。[楽天カード→楽天キャッシュ→楽天Pay]というルートでもいいのかもしれません。
【追記】
4月30日の夕方に利用制限解除のメールが届きました。ロックがかかってから、3日後ということになります。
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