憧れだったもの - オープンリール

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ステレオコンポを揃えようとあれこれ雑誌やカタログを見ていたとき。1980年初頭の話。

テープデッキを何にしようかと眺めていたときに、悩んでいたのがカセットテープにするか、オープンリールにするかでした。どちらもTEACのモデル。

カセットテープは、音が悪い、ノイズが多いなどの欠点があった。しかし、扱いが楽でオープンリールに比べるともちろん安い。

オープンリールは、音が良い。レコードやそのあと登場するCDよりもいい。テープを取り付けないといけないので、手間がかかる。そして、このころそろそろ下火となる気配があった。

TEACのオープンリールデッキも10万円程度のものがあり、高いとはいえ、カセットテープデッキと比べて、驚くほど高いわけではなかった。ちなみに当時は消費税がなく、物品税が課せられていて、電化製品の価格はそもそも高かった。

悩んだ末にカセットテープデッキを選択。オープンリールは憧れのままで今に至る。もちろん今購入したいとは思わない。

検索すると、根強いファンがいるようで、今でも使っている人はいるようです。2017年末でも直販でテープが売られている。

カセットテープは、音が悪いのに、その後も主流。手軽さが優先されていたのでしょう。MDは一般的にはならず、デジタルオーディオの登場で、カセットテープとともに廃れてしまった。

レコードもそうだけど、目の前でくるくる回るアナログ機は、昭和の雰囲気なのでしょう。

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