2017年にも国内販売がされると発表された新型シビック。アメリカ・ホンダのサイトを見ると、フィットとCR-Zの中間の位置づけ。
アメリカでのフィットは、1.5Lなので、日本では、174.9万円からとなります。
FIT
$15,990-$20,265
1,749,000円-1,926,000円(1.5L)
CR-Zの価格帯は、フィットの上位グレードと同じ価格からのスタート。しかし、日本では、270万円とずいぶん高額。価格設定おかしくないですか?
CR-Z
$20,295-$24,440
2,700,000円-2,920,200円
アメリカでのシビックは、フィットとCR-Zと挟まれている形になり、日本では200万円台前半となるはず。
CIVIC SEDAN
$18,740-$23,800
CIVIC COUPE
$19,150-$23,525
CIVIC Hatchback
$19,700
しかし、イギリスから輸入販売したタイプRは、輸送費などを含めて、非常に高額でした。
CIVIC TYPE-R
£30,000
4,280,000円
新型シビックの製造がどこかというのも大きなポイント。国内生産しないのであれば、高額になり、せいぜいタイプRくらいしか売れない。
庶民の「ちょうどよいホンダ」がしばらく不在だったので、このシビックが本当に売れるのかというのが気になるところ。FD型シビックはカッコが悪くて売れなくなった、売れないから生産中止となった感があります。セダンやクーペのニーズがなくなったわけではないと思います。カッコ悪くて売れなかっただけだと思います。
そんなときに販売されたCR-Zは、ちょっと値段が高いけど、まあつなぎとしてはいいかな、という車種。モデルチェンジのたびに売れなくなったのは、求めている方向性が違うことが浸透したからでしょう。
新型シビックに期待したいのですが、心配な点もあります。クーペが販売されるのかどうか。もともとシビックのクーペの守備範囲は、プレリュードやインテグラが担っていました。なので、プレリュードやインテグラやCR-Zもない今では、シビックにラインナップがなければならないです。
マニュアル車は? マニュアル車に乗る人は減っていますが、一定数こだわりを持っている人がいるのも、CR-Zで明らかになりました。シビックにもぜひタイプR以外のラインナップに残してほしいです。
車って、自分で好きに作るわけではないので、買い替え時期に存在する車種から選択するしかありません。もちろん予算の中で。モデルチェンジや生産中止があっても、ニーズに穴があかないようにしてほしいですね。
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