クリーン・ディーゼルは本当にクリーンか?

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注目されているようで注目されていないディーゼル車について、注目してみたいと思います。

ガソリンスタンドに行って、売っているものは、ガソリン(ハイオクとレギュラー)と軽油、それから灯油の4種類あります。灯油は暖房用、ガソリンはガソリン車に使われます。車がハイオクガソリン指定ならば、ハイオクを入れます。そして、軽油を使うのがディーゼル車です。ちなみに、セルフスタンドで、誤って軽自動車に軽油を入れて、動かなくなるというトラブルがあるそうです。

ガソリン車やディーゼル車が動くためには、エンジンの中で爆発を起こし、その力を利用します。ガソリン・エンジンは、ガソリンが空気と合わさって圧縮され、電気の火花によって点火されます。一方、ディーゼル・エンジンは、空気を高比率で圧縮させ、空気が高温になったところに、燃料を噴射させて爆発させます。

ガソリンは常温でも気化しやすいのですが、着火しないと爆発しません。一方、軽油は気化しにくいのに、高温で爆発するという性質があるので、エンジンのしくみが異なっています。ちなみにガソリンは静電気でも引火するので、注意が必要です。

ディーゼル・エンジンは、低回転でも力強く動き、大型のエンジンを作ることができるので、トラックやバスなどの大型な車に使われます。といえば、思い浮かぶのは、黒い煙をモクモクさせて汚いイメージ。大気汚染の原因です。PM2.5を排出し、健康被害にもつながります。

そこで、改良されたのが、クリーン・ディーゼルなのです。

一昔前に比べると、トラックやバスの黒煙も減った気がします。そのクリーンになったディーゼルを使った乗用車に注目が集まるわけです。燃費もよく、軽油はガソリンよりも安く、CO2排出量が少ない。ヨーロッパでは、半分以上の乗用車がディーゼル車だそうです。

では、日本ではどうなのでしょう。日本のメーカーも、ヨーロッパ向けにはクリーン・ディーゼルの乗用車を販売しています。それをそのまま日本で売ったら?と思うのですが、 どうやら排ガス規制の関係で、日本の基準には合っていないそうです。

さらに調べてみると、何よりもディーゼル車は価格が高い。よく、ハイブリッド車も燃費はいいけど、車の価格が高いので、得をするわけではないといわれますが、それ以上の価格差があります。昔は軽油の値段がもっと安かった(ガソリンの半額くらい)ので、ディーゼルもありだったかもしれませんが...。

また、狭い日本では、ディーゼル車よりもハイブリッド車のほうが合っているという話もあります。同じスピードで走り続けるときは、ディーゼルの燃費はいいのですが、信号などで止まったり発進したりを繰り返す場合は、ハイブリッド車のしくみがマッチしています。

クリーン・ディーゼルは、排気ガスがクリーンになったとしても、税金や法律、日本の地理的事情など、クリーンではないことが多く絡んでいるようです。

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