高速の無料化実験、通行量63%増 国交省「大きな渋滞ない」 :日本経済新聞
上から3位は、道東自動車道(音更帯広~池田)の188パーセント増。
下から3位の48位は、日高自動車道(苫小牧東~沼ノ端西)の15パーセント増。
すごくうなずける。
道東自動車道は、夕張から途切れているので、メリットが少ないと感じていました。この道路が、帯広のやや北側を通るので、釧路方面へ行くときに利用を躊躇してしまいます。以前からガラガラだと聞いていますが、確かに帯広にはバイパス道がないので、市街地を通過するのは、少し時間のロス。そこが無料になれば、池田まで高速を利用し、釧路へ向かおうとするでしょう。比較する元の数字がかなり低いための結果です。夕張以東がつながれば、利用者はもっと増えるでしょうね。
下位の日高道は、苫小牧東から入ることはできず、沼ノ端東以東が事実上の無料区間なので、利用者にとってのメリットはほとんどなし。もともと無料区間ですから。
道内だと、岩見沢以北が無料になったのは大きいことでしょう。旭川方面に出向くとき、札幌と岩見沢が1000円なので、ついでに札幌から利用して、旭川まで利用する人も多くなるかもしれません。実験前との比較ではなく、実交通量でいえば、一番増えているような気がします。
また、北海道の人口の3分の1は、札幌圏に集中しているので、もし、札幌と岩見沢の有料区間の利用が増えているなら、例えば苫小牧以南を無料化したら、結果的に岩見沢方向と同じ現象が起きることでしょう。それがきちんと計算して、収益増になるかどうかはわかりませんが。
今週末は出かける人が多そう...。
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