松下電器産業株式会社からパナソニック株式会社へ社名を変えるというニュース。松下電器のブランド名としては、ナショナル(National)・パナソニック(Panasonic)・テクニクス(Technics)とあったと思います。「ナショナル」は一般名詞なので、海外で商標登録ができないため、海外進出の時にパナソニックというブランド名を作ったとか。
でも、テクニクスは、海外ではパナソニックで売り出す前から高級オーディオのブランドとして有名でした。私もいくつかテクニクスの商品は持っていて、壊れにくいいい商品だと思ったものです。なにより技術力を結集したようなブランド名や響きが好きでした。覚えやすいですし。テクニクスが消えるのを残念に思ったものです。
おもしろいのは、今のところ、乾電池の安いマンガンはナショナルで、アルカリやリチウムはパナソニックなのだそうです。もちろん海外ではマンガンもパナソニックです。それらも当然パナソニックへ統合です。今後は鉛筆削りもパナソニックですね。そういえばレッツノート(Let'snote)もいつの間にかパナソニック。
でも、社名とブランド名が違ってもいいと思います。アップル(Apple)社もマック(Macintosh)ブランドで売り出しているわけだし、ソニー(Sony)のバイオ(VAIO)とか、挙げたらきりがないくらい。
まあ、「Matsushita Electric Industrial Co., Ltd」と書かれても、海外の人には親しみが湧かないのでしょう。一番の目的は、FF式石油温風機での死亡事故のイメージダウンへの対策かもしれませんね。
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