明治33年に施行された「未成年者喫煙禁止法」は、現在も現役の法律ですが、罰金1円以下という時代を感じさせるものです。日露戦争を控え、戦力となる兵士の健康を考えての法律だったそうです。当時も国の大きな収入源だったので、大きな論争になったとのこと。
今回の規制も日本たばこ産業(JT)への配慮で、「マイルド」という言葉の禁止を解除しました。「マイルドセブン」がダメになれば、会社の経営に大きく響くからだそうです。たばこを輸出していた途上国にも大きな打撃を受けます。F1もどうなるのかという心配もある。来年を最後に日本たばこ産業はスポンサーを降りることになるし。
未成年のたばこを減らすには、イメージを変えていく必要もあるのかもしれません。法律も必要ですが、大人のマナーや家庭での教育も重要です。子供においしそうにたばこを吸う姿を見せない、健康の害になることを常識となるまでPRしていくなども必要ですね。シンナーや麻薬などは公共の場では絶対にありえないです。そんなレベルまでしていかないと。
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