銀行口座の使い分け

複数の銀行口座を使い分ける手法を紹介する記事や動画を見ることがあります。目的別に使い分けることを勧めているのですが、メガバンクとネット銀行のそれぞれの特徴を活かすと、必然的に使い分けが必要になってくるような気がします。いろいろな方法が紹介されていますが、個人によって状況が違うので、アレンジが必要になってきます。bank_logo.png

三井住友銀行
給料受け取り用とクレジットカードなどの引き落とし用。
ネット銀行に対応していない引き落としがあるので、基本的に三井住友銀行を引き落とし口座として使っています。日常の支払いはほぼキャッシュレスなので、月のお金の動きは、ほぼここで行われます。定番の使い方です。
ただし、金利は低い(0.001%)ので、貯蓄用とはせず、余剰金はネット銀行へ。三井住友銀行から他銀行への振り込みには手数料が取られるので、ソニー銀行の「おまかせ入金サービス」を使ってお金を移動しています。

ソニー銀行
ハブとしての口座
「おまかせ入金サービス」で三井住友銀行から余剰金を入金。「おまかせ入金サービス」は、毎月指定した金額を他銀行から手数料無料で入金するサービスです。
振込手数料が一定回数無料のサービスがあるので、振り込みや他の銀行口座への移動はソニー銀行から行っています。
金利は、0.001%で三井住友銀行と同じ。貯蓄用として活用するメリットは低いでしょう。ただし、資産に応じてATM手数料や振込手数料の無料回数が変わるので、ある程度入れておくとよいでしょう。
一定額以上のお金は、WealthNaviや楽天銀行に移動しています。
また、普段はキャッシュレスですが、どうしても現金が必要なときは、ATM手数料が一定回数無料なのを利用して、ソニー銀行から出金しています。

楽天銀行
投資用・貯蓄用
楽天証券と「マネーブリッジ」で連携していて、普通預金の金利が0.1%。三井住友銀行やソニー銀行の100倍。楽天証券での投資用、貯蓄用として活用しています。楽天銀行からの他銀行口座への振り込みが、一定回数無料のサービスがあるので、なにかあれば資金の移動ができます。

使い分けの紹介のように感じるかもしれませんが、逆に言うと利便性を一つにまとめるような銀行口座がないから、使い分けをせざるを得ないと言えるような気がします。

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