地図で札幌の街並みを見ると

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碁盤の目になっていて、わかりやすいといわれる札幌ですが、
それは中心部の話で、周辺はそう簡単にはいきません。

■条丁目の不思議
北19条から北側は、西1丁目がありません。
北18条にわずかなスペースだけ西1丁目があり、
そこから北側は、西2丁目から始まります。
これは、もともと石狩街道が直線的に北に延びていて(現在より東側)、
その西側が西1丁目でしたが、
創成川に沿って、西側へ石狩街道を移動したため、
それらの西1丁目は、東1丁目に含まれるようになりました。
つまり、東1丁目が広くなりました。
ちなみに北区と東区の境目は、以前から創成川だったので、
それまでは、東区に西1丁目があったが、
この変更で東区には西1丁目がなくなりました。

それから、競馬場付近の中央区の住所と北区の北大側との間に西14丁目が抜けています。
これはたぶんその南側の西15丁目を延長して住所を割り振ったためでしょう。
同じように南4条から南13条までは、西19丁目が存在しません。
地図を見るとわかりますが、一種のつじつま合わせみたいな感じです。

■条丁目の基準
中心部は、北○条西○丁目などと東西南北で表記しますが、基準はテレビ塔。
正確にいうと創成川と大通です。大通公園は初期の段階で計画的に幅を取ってあります。
ところで、地元の人は、道を案内するとき、
「北へ向かって歩き、3つ目の信号を西へ...」と東西南北で案内する人が多いです。
でも、こうやって案内する都市って少ないそうです。
普通「右」「左」ですよね。英語の時間でもそう習います。世界の標準?。

すすきのでどんなに酔っても、札幌駅はどっちだって聞いて確認すれば、
頭の中で東西南北をイメージし、帰る方向の見当がつき、効率よく
道路を渡ったりしながら、タクシーに乗って帰ります。
南方向に帰る人でも「北」を確認するんですよね。

中心部以外の条丁目も札幌駅を基準にしているそうです。
1条1丁目は、札幌の中心部に近い方にすることになっています。
そして、条は函館本線あるいは豊平川と平行とし、
函館本線や豊平川に近い方から1条とするのが基本なのだそうですが、
月寒東や北野のように国道36号線側を1条とする例外もあります。

■北海道大学の住所
全国で一番面積の大きい国立大学はもちろん北海道大学。
最寄りの地下鉄駅は、さっぽろ・北12条・北18条・北24条と4つもあります。
この広大な敷地が東西の移動の妨げになっていて、渋滞の原因にもなっていました。
最近は、この北海道大学の下にバイパスができました。
それまでは、細く、途中でクランクになった道路が1本あっただけ。
この大学の住所も周辺と同様、条丁目できれいに区分けされています。
学部の建物もそれぞれ大きいので、住所が跨がっている場所にあります。
住所表記は、どこを基準にするんでしょうね?

ちなみに北海道大学の前身、札幌農学校は現在の時計台がある場所にありました。
地理的にじゃまになったので、郊外に移転したのですが、
さらに札幌も大都市化したので、今ではすっかり街の中心部です。

■発寒は道がわかりづらい
周辺の西町・新川などは、函館本線と並行なのに
発寒は、それと45度斜めに道路が走っています。
なので、その後発寒を横切る道が作られましたが、すべて45度斜めに交差しています。
しかも、道が細く、T字路やL字路が多いので、非常にわかりづらくなっています。

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